誕生日ワークフローの年間設定

毎年自動配信される誕生日メールワークフローの設定と再登録の仕組み

HubSpot誕生日ワークフロー年間再登録Based on a schedule
読了時間: 7分

この記事について

「誕生日メールを毎年自動で送りたい」「一度設定したら翌年以降も自動で配信されるようにしたい」

HubSpotの「Based on a schedule」トリガーと再登録設定を使うことで、毎年自動で誕生日メールを配信するワークフローを構築できます。

年間ワークフローの仕組み

Based on a scheduleトリガー

HubSpotでは、日付プロパティを基準にしたワークフローを「Based on a schedule」トリガーで設定します。

年1回(Annually)設定の動作:

  • 誕生日プロパティの「日」と「月」を基準に毎年実行
  • 年の部分は無視される(1990年6月15日 → 毎年6月15日に実行)
頻度
設定値年1回(Annually)
説明毎年同じ日に実行
日付プロパティ
設定値誕生日(カスタム)
説明基準となる日付
時間帯
設定値午前10時など
説明配信時刻
追加フィルター
設定値メール配信可など
説明対象者の絞り込み

再登録の設定

デフォルトでは、コンタクトは1回しかワークフローに登録されません。毎年配信するには「再登録」を有効にします。

重要: 年1回のスケジュールでは、HubSpotが自動的に再登録を処理します。毎年、誕生日が来ると再度ワークフローが実行されます。

設定手順

1. ワークフローの作成

  1. オートメーション → ワークフロー
  2. 「ワークフローを作成」をクリック
  3. 「ゼロから作成」を選択
  4. 「コンタクトベース」を選択

2. トリガーの設定

  1. 「トリガーを設定」をクリック
  2. 「Based on a schedule」を選択
  3. 以下を設定:
頻度
設定値年1回(Annually)
基準となる日付プロパティ
設定値誕生日(カスタムプロパティ)
時間帯
設定値Morning / Daytime / Night または特定時刻
タイムゾーン
設定値コンタクトのタイムゾーン または 固定

3. 追加フィルターの設定

誕生日が設定されていて、メール配信可能なコンタクトのみを対象にします。

フィルター条件:

  • 誕生日プロパティ: 値あり(is known)
  • メール配信ステータス: 配信可能
  • バウンスメール: なし

4. アクションの追加

  1. 「アクションを追加」をクリック
  2. 「メールを送信」を選択
  3. 誕生日メールテンプレートを選択

5. ワークフローの有効化

  1. 「確認して公開」をクリック
  2. 設定を確認
  3. 「有効にする」をクリック

詳細設定

配信日の調整

誕生日当日ではなく、数日前に送りたい場合は、遅延を使って調整します。

誕生日3日前に配信
トリガー: 誕生日の日付

年1回、誕生日プロパティを基準に実行開始

遅延: 誕生日の3日前まで

「Delay until date」で誕生日の3日前を指定

メール送信

「もうすぐお誕生日ですね」メールを送信

注意: HubSpotのBased on a scheduleでは「○日前に配信」を直接設定できないため、工夫が必要です。Operations Hubがある場合は、より柔軟な設定が可能です。

誕生日当日と前後の配信

複数のメールを段階的に送る場合は、1つのワークフロー内で遅延を使って設定します。

段階的な誕生日施策
トリガー: 誕生日

年1回実行

メール①: 誕生日おめでとう + クーポン

当日にメインメール送信

3日後
条件: クーポン未使用か?

使用済みなら終了

メール②: リマインド

「クーポンの有効期限が近づいています」

除外条件の設定

不要な配信を防ぐため、除外条件を設定します。

除外すべきケース:

  • メール配信解除済み
  • 過去1年以内に解約した顧客
  • テストアカウント
  • 従業員(社内アカウント)

年間ワークフローの動作確認

テスト方法

  1. テスト用コンタクトを作成
  2. 誕生日を「本日」または「明日」に設定
  3. ワークフローに手動登録してテスト

または

  1. ワークフローの「テスト」機能を使用
  2. テストコンタクトを選択して実行

注意点

  • 実際の年間ワークフローは、設定日にならないと自動実行されません
  • テストは手動登録またはテスト機能で行います
  • 本番環境では、最初の配信日にログを確認します

トラブルシューティング

ワークフローが実行されない

確認ポイント:

  1. ワークフローが「有効」になっているか
  2. 誕生日プロパティが「日付ピッカー」型か
  3. 対象コンタクトがフィルター条件を満たしているか
  4. メール配信ステータスが「配信可能」か

同じ人に複数回送られる

確認ポイント:

  1. 複数のワークフローが同じ目的で動いていないか
  2. 再登録設定が意図通りか

誕生日以外の日に送られる

確認ポイント:

  1. タイムゾーン設定を確認
  2. 誕生日プロパティの値が正しいか

ベストプラクティス

1. 配信時間の最適化

受信者が開封しやすい時間帯に配信します。

推奨時間帯:

  • BtoC: 午前10時〜12時、または夕方18時〜20時
  • コンタクトのタイムゾーンを考慮

2. モバイル最適化

誕生日メールはスマートフォンで開封されることが多いため、モバイル表示を最適化します。

3. パーソナライズ

名前や過去の購入履歴を活用して、パーソナライズしたメッセージを送ります。

まとめ

年間ワークフロー設定のポイントをまとめます。

  • Based on a scheduleを使用: 日付プロパティ基準の年1回実行
  • 日付ピッカー型プロパティ: ワークフロートリガーに必須
  • 追加フィルターで絞り込み: 配信可能なコンタクトのみ対象
  • 除外条件を設定: 不要な配信を防止
  • テストを実施: 本番配信前に動作確認

一度設定すれば毎年自動で配信される誕生日ワークフローで、効率的な顧客コミュニケーションを実現しましょう。

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