HubSpotワークフロー活用例

リード対応、営業支援、カスタマーサクセスなど、シーン別の活用例

HubSpotワークフロー自動化活用例
読了時間: 10分

この記事について

「ワークフローで何ができるの?」「具体的な設定例を知りたい」

この記事では、業務シーン別にワークフローの活用例を紹介します。そのまま使えるテンプレートとして参考にしてください。

マーケティング編

1. リードナーチャリングシーケンス

資料ダウンロード後に、段階的にメールを送るワークフローです。

リードナーチャリング
トリガー: フォーム「資料請求」送信

資料請求フォームが送信されたらシーケンス開始

即時: サンクスメール+資料リンク送付

送信直後に自動でサンクスメールを送信

3日後
メール①「資料はお役に立ちましたか?」

資料の感想を確認するフォローメール

7日後
メール②「導入事例のご紹介」

具体的な事例を紹介して興味を深める

14日後
メール③「無料相談のご案内」

リンクをクリックしたら営業担当にタスク「フォローコール」を作成

ポイント:

  • 一方的に送りつけず、反応を見ながら次のアクションを決める
  • 最終的なゴール(商談)に向けて段階的にアプローチ

2. ウェビナー参加者フォロー

ウェビナー参加者に対する自動フォローです。

トリガー: ウェビナー申込フォーム送信

アクション:

  1. 即時: 申込確認メール
  2. 開催3日前: リマインドメール
  3. 開催当日: 参加URLメール
  4. 開催翌日: アンケート&資料送付メール
  5. 1週間後: 関連サービス案内メール

3. メルマガ解除者への対応

メルマガ解除した人への最後のアプローチです。

トリガー: メール配信解除

アクション:

  1. 即時: 「解除を承りました」メール
  2. 「今後も情報をお届けする別の方法」を案内
  3. 社内に通知(解除理由の分析用)

営業支援編

4. 新規リードの自動割り当て

リードを条件に応じて自動で担当者に割り当てます。

リード自動割り当て
トリガー: 新規コンタクト作成

新しいコンタクトが作成されたら自動で振り分け開始

条件分岐: 会社規模は?

従業員100名以上 → エンタープライズチーム / 30〜99名 → ミッドマーケットチーム / 29名以下 → SMBチーム

担当者にSlack通知+タスク作成

担当者にSlack通知、タスク「初回コンタクト」を作成(期限: 翌営業日)

5. 商談ステージ変更通知

商談が進捗したら関係者に通知します。

トリガー: 取引ステージが「提案中」に変更

アクション:

  1. 上司にメール通知
  2. Slackの#salesチャンネルに投稿
  3. 社内タスク「提案書レビュー」を作成

6. 見積期限リマインド

見積書の有効期限が近づいたらアラートを出します。

トリガー: 見積期限の7日前

アクション:

  1. 担当者にリマインドメール
  2. 顧客に「見積期限のご案内」メール(オプション)
  3. タスク「見積フォロー」を作成

7. 失注理由の記録促進

商談が失注になったとき、理由の記録を促します。

トリガー: 取引ステージが「失注」に変更

アクション:

  1. 担当者にメール「失注理由を記録してください」
  2. タスク「失注分析」を作成
  3. 1週間後、失注理由が空欄なら再リマインド

カスタマーサクセス編

8. オンボーディングシーケンス

新規顧客への導入支援を自動化します。

オンボーディング
トリガー: 取引ステージが「受注」に変更

受注が確定したらオンボーディングシーケンス開始

即時: ウェルカムメール+導入ガイド

CSM担当者にタスク「キックオフ設定」を作成

1週間後
メール「初期設定は完了しましたか?」

初期設定の進捗を確認するフォローメール

2週間後
メール「活用のコツをご紹介」

活用方法を紹介して定着を促進

1ヶ月後
タスク「1ヶ月フォローコール」を作成

担当者が直接フォローコールを実施

9. 契約更新リマインド

契約更新時期が近づいたら通知します。

トリガー: 契約終了日の90日前

アクション:

  1. CSM担当者にメール通知
  2. タスク「更新提案」を作成
  3. 60日前に再リマインド
  4. 30日前に緊急アラート

10. NPS回答者へのフォロー

NPSアンケートの結果に応じて対応を分岐します。

NPS回答フォロー
トリガー: NPSアンケート送信

NPSアンケートの回答を受信したらスコアに応じて対応

条件分岐: スコアは?

9-10点(推奨者)→ お礼メール&紹介依頼 / 7-8点(中立者)→ フィードバック依頼メール / 0-6点(批判者)→ 緊急タスク+即時通知

社内業務編

11. 承認フロー

見積や値引きの承認を自動化します。

トリガー: 取引金額が100万円以上

アクション:

  1. 承認者にメール「承認依頼: 〇〇様案件」
  2. タスク「見積承認」を承認者に作成
  3. 承認されたら担当者に通知
  4. 却下されたら差し戻し通知

12. 週次レポート自動送信

週次のKPIレポートを自動で関係者に送信します。

トリガー: 毎週月曜日 9:00

アクション:

  1. レポートを生成
  2. マネージャーにメール送信
  3. Slackにサマリーを投稿

13. 休眠コンタクトのアーカイブ

長期間動きがないコンタクトを整理します。

トリガー: 最終アクティビティから365日経過

アクション:

  1. ライフサイクルステージを「休眠」に変更
  2. 担当者に通知「アーカイブ対象: 〇〇様」
  3. 30日後、対応がなければ自動でアーカイブ

外部連携編

14. Slack連携

重要なイベントをSlackに通知します。

活用例:

  • 高スコアリードが発生 → #hot-leads チャンネル
  • 商談が受注 → #wins チャンネル
  • クレーム発生 → #support チャンネル

15. Zapier連携

HubSpot標準にない外部連携をZapierで実現します。

活用例:

  • HubSpotで取引作成 → freeeに請求書ドラフト作成
  • HubSpotでコンタクト更新 → Google Contactsに同期
  • HubSpotでフォーム送信 → Notionにタスク作成

ワークフロー設計のコツ

1. ゴールから逆算する

「何を達成したいか」を明確にしてから設計します。

良い例:

  • ゴール: 資料請求者の20%を商談化
  • そのために: 段階的なメールで興味度を高める
  • ワークフロー: ナーチャリングシーケンス

2. シンプルに保つ

条件分岐は3つまで、ステップは10個までを目安に。

複雑になりそうなら、ワークフローを分割しましょう。

3. テスト環境で確認

本番稼働前に、必ずテストデータで動作確認します。

確認ポイント:

  • メールの内容は正しいか
  • タイミングは適切か
  • 条件分岐は意図通りか

4. 効果測定を仕込む

ワークフローの効果を測定できるよう、指標を設定します。

測定例:

  • メール開封率
  • クリック率
  • 商談化率

まとめ

ワークフロー活用のポイントをまとめます。

シーン別おすすめワークフロー

マーケティング
おすすめワークフローリードナーチャリング、ウェビナーフォロー
営業
おすすめワークフローリード割り当て、商談通知、見積リマインド
CS
おすすめワークフローオンボーディング、契約更新、NPSフォロー
社内
おすすめワークフロー承認フロー、週次レポート

始め方

  1. まずは1つのワークフローから
  2. テストで動作確認
  3. 効果を測定
  4. 改善・拡大

この記事の例を参考に、自社に合ったワークフローを構築してみてください。

関連記事