ECサイト・コミュニケーションツールとの連携

ShopifyやSlackなど、外部ツールとHubSpotをつなぐ方法

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読了時間: 6分

この記事について

「ECサイトの購入者をHubSpotで管理したい」「チャットツールで顧客情報を共有したい」——HubSpotと外部ツールの連携についてまとめました。

よくある連携パターン

外部ツールとHubSpotの連携には、主に以下のパターンがあります。

外部ツール連携の全体像
HubSpot CRM

顧客情報の中心

EC系

Shopify

コミュニケーション

Slack、Teams、Chatwork

EC連携(Shopify)

連携でできること

購入者をHubSpotに自動登録
メリット手入力不要、顧客データベースが自動で充実
購買履歴を蓄積
メリットVIP顧客の識別、リピート促進施策に活用
カゴ落ちをHubSpotで検知
メリットフォローメールを自動送信
商品購入をトリガーに自動化
メリットサンクスメール、レビュー依頼など

Shopify連携の方法

Shopifyは、HubSpotとの連携オプションが充実しています。

方法1: HubSpot公式Shopify連携

  • HubSpotマーケットプレイスからインストール
  • 設定が簡単、追加費用なし
  • 購入者の自動登録、購買データの同期

方法2: Zapierを使った連携

  • より細かい条件設定が可能
  • 購入商品に応じたタグ付けなど

方法3: カスタム開発(API連携)

  • リアルタイム性が必要な場合
  • 複雑なデータ変換が必要な場合

連携方法の選び方

どの方法で連携するか、判断基準をまとめました。

判断フロー

連携方法の選び方
Q1: HubSpotマーケットプレイスに公式連携がある?

はい → 公式連携を使う(最も簡単)

いいえの場合
Q2: どのくらいのデータ量?

少量(月数千件)→ Zapierがおすすめ / 大量(月数万件)→ CData Connectがおすすめ

大量データの場合
Q3: リアルタイム性は必要?

はい → API連携を検討 / いいえ → CData Connectで定期同期

連携を成功させるポイント

1. どのデータを同期するか決める

すべてのデータを同期する必要はありません。本当に必要なデータだけを選びましょう。

同期すべきデータの例:

  • 顧客の基本情報(名前、メール、会社名)
  • 購買履歴(金額、日付、商品)
  • ステータス(商談段階、入金状況)

同期しなくてよいデータの例:

  • 一時的なメモ
  • システム固有のID(内部管理用)
  • 過去の古すぎるデータ

2. データの「主」を決める

同じ情報が複数システムにある場合、どちらを「正」とするか決めておきます。

例: 顧客の住所

  • 「Shopifyの住所が正」→ HubSpotに同期
  • HubSpotで編集しても、次の同期でShopifyの情報に上書きされる

3. まずは片方向から始める

双方向同期は複雑になりがちです。まずは片方向(例: Shopify → HubSpot)で始めて、運用が安定したら逆方向を検討しましょう。

4. テスト環境で確認

本番データで試す前に、テスト用のデータで連携が正しく動くか確認してください。

よくある質問

Q: APIが必要なケースは?

A: 以下のような場合はAPI連携(カスタム開発)が必要になることがあります。

  • 公式連携もノーコードツールも対応していないシステム
  • ミリ秒単位のリアルタイム性が必要
  • 非常に複雑なデータ変換が必要
  • セキュリティ要件が厳しい(外部サービス経由がNG)

ただし、多くのケースはノーコードで対応可能です。

Q: 連携にかかる費用は?

A: 方法によって異なります。

公式連携
初期費用無料
月額費用HubSpotプランに含む
Zapier
初期費用無料
月額費用$0〜$99/月(タスク数による)
CData Connect
初期費用無料
月額費用$99〜/月(接続先による)
API開発
初期費用数十万円〜
月額費用保守費用

Q: 連携が止まったらどうなる?

A: 連携ツールの障害時に備えて、以下を準備しておくと安心です。

  • エラー時の通知設定(Slack、メールなど)
  • 手動インポートの手順書
  • 定期的な動作確認

まとめ

外部ツールとHubSpotの連携により、以下が実現します。

  • データの一元化: 顧客情報をHubSpotに集約
  • 業務効率化: 手入力や二重管理から解放
  • 自動化の促進: 購入をトリガーにした自動処理

まずは公式連携やZapierで小さく始めて、効果を確認しながら拡張していくのがおすすめです。

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