HubSpotフォームだけを使う方法

既存サイトにHubSpotフォームを埋め込んで、リード管理を始める

HubSpotフォームリード獲得問い合わせフォーム
読了時間: 9分

この記事について

「HubSpotに興味はあるけど、サイト全体を移行するのは大変…」「まずはフォームだけ使ってみたい」

そんな方におすすめなのが、既存サイトにHubSpotフォームを埋め込む方法です。最も手軽にHubSpotを始められます。

フォームだけでも十分価値がある

HubSpotのフォーム機能だけでも、以下のことができます。

HubSpotフォームでできること
既存サイト(WordPress等)にHubSpotフォームを埋め込み

訪問者がフォーム送信(問い合わせ、資料請求、セミナー申し込みなど)

自動で
HubSpot CRMに自動登録

コンタクトとして登録、送信内容を記録、訪問履歴も紐づけ

さらに
自動フォローが可能

サンクスメールを自動送信、担当者に通知、ワークフローで自動ナーチャリング

通常のフォームとの違い

WordPressの「Contact Form 7」などと比べて、HubSpotフォームは何が違うのでしょうか?

比較表

フォーム作成
Contact Form 7
HubSpotフォーム◎(ドラッグ&ドロップ)
送信通知
Contact Form 7メールのみ
HubSpotフォームメール+Slack等
データ保存
Contact Form 7なし(メールのみ)
HubSpotフォームCRMに自動保存
訪問履歴
Contact Form 7なし
HubSpotフォーム自動で紐づけ
自動返信
Contact Form 7△(要設定)
HubSpotフォーム◎(簡単設定)
フォロー自動化
Contact Form 7なし
HubSpotフォームワークフロー連携
分析
Contact Form 7なし
HubSpotフォーム送信数、コンバージョン率
費用
Contact Form 7無料
HubSpotフォーム無料〜

HubSpotフォームの強み

  1. 送信データがCRMに蓄積: 過去の問い合わせ履歴をいつでも確認
  2. 訪問履歴との紐づけ: 「この人は問い合わせ前にどのページを見ていたか」がわかる
  3. 自動化との連携: フォーム送信をトリガーにメールやタスクを自動作成

埋め込み方法

HubSpotフォームを既存サイトに埋め込む方法は、主に3つあります。

方法1: 埋め込みコード(最も簡単)

HubSpotで生成された埋め込みコードを、サイトに貼り付けます。

手順:

  1. HubSpotでフォームを作成
  2. 「埋め込み」タブから埋め込みコードをコピー
  3. WordPressの任意のページにコードを貼り付け

メリット:

  • 数分で完了
  • 特別な知識不要

デメリット:

  • デザインの調整が限定的

方法2: HubSpot WordPressプラグイン

WordPressを使っている場合、公式プラグインが便利です。

手順:

  1. WordPressに「HubSpot」プラグインをインストール
  2. HubSpotアカウントと連携
  3. ブロックエディタから「HubSpot Form」を選択

メリット:

  • ブロックエディタから簡単に挿入
  • トラッキングコードも自動設置

方法3: API連携(高度)

既存フォームのデザインを維持したまま、送信データをHubSpotに送る方法です。

メリット:

  • 完全にデザインをコントロール
  • 既存フォームをそのまま活用

デメリット:

  • 開発スキルが必要

フォーム作成のステップ

HubSpotでフォームを作成する手順を紹介します。

ステップ1: フォームを新規作成

  1. HubSpotにログイン
  2. マーケティング → リード獲得 → フォーム
  3. 「フォームを作成」をクリック

ステップ2: フィールドを設定

ドラッグ&ドロップでフィールドを追加します。

よく使うフィールド:

  • メールアドレス(必須)
  • 氏名
  • 会社名
  • 電話番号
  • お問い合わせ内容(テキストエリア)

ステップ3: オプション設定

送信後の動作:

  • サンクスメッセージを表示
  • 別ページにリダイレクト
  • サンクスメールを送信

通知設定:

  • 送信があったらメールで通知
  • Slackに通知

ステップ4: 公開・埋め込み

フォームを公開して、埋め込みコードを取得します。

活用例

例1: 問い合わせフォーム

基本的な問い合わせフォームをHubSpotに置き換えます。

設定:

  • フィールド: 名前、メール、会社名、内容
  • 送信後: サンクスメッセージ表示
  • 通知: 担当者にメール通知
  • 自動化: サンクスメールを自動送信

例2: 資料請求フォーム

ホワイトペーパーやカタログの請求フォームです。

設定:

  • フィールド: 名前、メール、会社名、役職
  • 送信後: 資料ダウンロードページにリダイレクト
  • 自動化: 1週間後にフォローメールを送信

例3: セミナー申し込みフォーム

イベントやウェビナーの申し込みフォームです。

設定:

  • フィールド: 名前、メール、会社名、参加希望日
  • 送信後: 確認メールを自動送信
  • 自動化: 開催前日にリマインドメールを送信

訪問履歴との連携

HubSpotフォームの最大の強みは、訪問履歴との連携です。

トラッキングコードを設置

フォームだけでなく、トラッキングコードもサイトに設置すると、以下がわかるようになります。

  • フォーム送信前に、どのページを見ていたか
  • 何回サイトを訪問したか
  • どのリンク(広告、メール等)から来たか

営業への活用

この情報があれば、営業担当は事前準備ができます。

製品ページを3回閲覧後に問い合わせ
営業への示唆興味が高い、具体的な検討段階
価格ページを閲覧
営業への示唆費用感が気になっている可能性
ブログの特定記事から流入
営業への示唆その記事のテーマに関する課題を抱えている

注意点

1. 既存フォームとの整理

HubSpotフォームを導入したら、既存フォーム(Contact Form 7など)は停止しましょう。両方稼働していると、データが分散してしまいます。

2. プライバシーポリシーの更新

HubSpotでデータを管理することになるため、プライバシーポリシーの更新が必要な場合があります。

3. スパム対策

HubSpotフォームにはreCAPTCHAやスパムフィルターが組み込まれていますが、必要に応じて追加設定しましょう。

よくある質問

Q: 無料で使える?

A: はい、HubSpotフォームは無料プランでも使えます。

無料プランの制限:

  • HubSpotのロゴが表示される
  • 高度な自動化機能は制限あり

Q: デザインは変えられる?

A: ある程度カスタマイズ可能です。

  • 色、フォント、余白の調整
  • CSSでの詳細なカスタマイズ(有料プラン)

Q: 既存のフォームデータは移行できる?

A: CSVインポートで移行可能です。過去の問い合わせ履歴をHubSpotに取り込めます。

Q: 複数サイトで使える?

A: はい、複数のサイトに同じフォームを埋め込んだり、サイトごとに別のフォームを使い分けることもできます。

次のステップ

フォーム連携がうまくいったら、次のステップを検討しましょう。

ステップ1: 自動化を設定

フォーム送信をトリガーに、メールやタスクを自動作成する設定を追加します。

ステップ2: チャットボットを追加

問い合わせの入り口を増やすために、チャットボットも検討してみてください。

ステップ3: 分析を活用

どのフォームからの問い合わせが多いか、どのページ経由が多いかを分析し、改善につなげましょう。

まとめ

HubSpotフォームだけの導入でも、以下が実現します。

  • リード管理の自動化: 問い合わせがCRMに自動登録
  • 訪問履歴の可視化: どのページを見て問い合わせしたかがわかる
  • フォローの自動化: サンクスメール、担当者通知を自動化
  • 分析: フォームのパフォーマンスを可視化
導入コスト
内容無料〜、数時間で完了
既存サイトへの影響
内容最小限
得られる効果
内容リード管理の効率化

「まずは試してみたい」という方に、最もおすすめの始め方です。

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