販売チャネル制御

サイトごとに表示商品を分ける、Shopifyの販売チャネル活用法

販売チャネル商品公開Shopifyマルチサイト
読了時間: 4分

販売チャネルとは

Shopifyの販売チャネルは、商品を販売する「窓口」のようなものです。1つのShopifyアカウント内に複数のチャネルを作成でき、チャネルごとに「どの商品を公開するか」を設定できます。

チャネルの活用例

本店
用途メインのECサイト
公開商品全商品
アウトレット
用途セール専用サイト
公開商品在庫処分品のみ
卸売
用途B2B向けサイト
公開商品卸売対象商品

商品公開の仕組み

Shopify管理画面での設定

商品編集画面で、その商品を公開するチャネルを選択します。複数のチャネルに公開することも、特定のチャネルだけに限定することも可能です。

APIトークンとチャネルの関係

Storefront APIのトークンは、特定のチャネルに紐づいています。そのトークンを使ってAPIを呼び出すと、そのチャネルで公開されている商品だけが取得できます。

これにより、サイト側で特別な制御をしなくても、チャネル設定どおりの商品が表示されます。

実装のポイント

商品の存在確認

商品ページにアクセスされたとき、まずその商品が「このチャネルで公開されているか」を確認します。

公開されていない場合は、商品データを取得できないため、「商品が見つかりません」というページを表示します。

URLの共有への対応

本店で見た商品URLを、アウトレットサイトで開いた場合を考えます。アウトレットで公開されていない商品なら、適切にエラーハンドリングする必要があります。

チャネル別の処理フロー

商品取得の処理フロー
お客様がアクセス
商品ページにアクセス
API問い合わせ
サイトが持つチャネル別トークンでShopifyに問い合わせ
Shopify側の処理
このチャネルで公開されている?
YES
商品データを返却
NO
データなし(null)
サイト側の処理
データ確認
データあり
商品ページ表示
データなし
404ページ表示

メリット

管理の簡素化

商品データは1箇所で管理し、「どのサイトで売るか」だけをチャネル設定で制御します。同じ商品を複数回登録する必要がありません。

柔軟な商品展開

季節やキャンペーンに応じて、チャネルごとの公開設定を変更できます。新商品を本店だけで先行販売し、後からアウトレットにも公開する、といった運用が可能です。

SEOへの影響回避

各サイトは独立したドメインとURL構造を持てるため、SEO上も別サイトとして扱われます。重複コンテンツの問題も避けられます。

まとめ

販売チャネルを活用することで、1つのShopifyで複数のサイトを運営しながら、サイトごとに表示商品を制御できます。商品管理の手間を減らしつつ、柔軟な販売戦略を実現できます。

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