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「顧客の年齢層を把握したい」「年代別のセグメントでマーケティングしたい」
HubSpotには年齢を自動計算するプロパティがデフォルトでは用意されていません。しかし、計算プロパティ機能を使うことで、誕生日から年齢を自動算出し、年代別の分布を可視化できます。
HubSpotで年齢を管理する課題
デフォルト機能の制限
HubSpotの標準機能だけでは、顧客の年齢分布を簡単に見ることができません。
解決策: 計算プロパティの活用
HubSpotの計算プロパティ(Calculation Property)を使うことで、誕生日から年齢を自動算出できます。
利用可能なプラン: Professional以上
年齢管理の全体像
日付ピッカー型で誕生日を記録
「今日の日付 - 誕生日」で年齢を自動計算
20代/30代/40代などを自動分類
年代別分布を可視化
年代別リストを作成
詳細記事
年齢管理の各機能について、詳しく解説しています。
計算プロパティで年齢を算出
「Time since」計算タイプを使って、誕生日から年齢を自動算出するプロパティの作成方法を解説します。
年代別セグメントの作成
計算した年齢を元に、「20代」「30代」などの年代別セグメントを作成する方法を解説します。
年齢分布レポートの活用
年代別の顧客分布をレポートで可視化し、マーケティング施策に活かす方法を解説します。
基本的な実装方法
概要
HubSpotの計算プロパティでは、以下の計算タイプが用意されています。
Time since の動作
「Time since」を使うと、指定した日付プロパティから今日までの期間を自動計算します。
例:
- 誕生日: 1990年6月15日
- 今日: 2025年1月29日
- 計算結果: 約34.6年 → 表示: 34年
設定の前提条件
誕生日プロパティの準備
計算の基準となる誕生日プロパティが必要です。
要件:
- フィールドタイプ: 日付ピッカー(Date picker)
- データ形式: 年月日が完全に入力されていること
Professional以上のプラン
計算プロパティはProfessional以上のプランで利用可能です。
年齢データの活用シーン
マーケティング施策
顧客分析
注意点
年齢計算の精度
計算プロパティの「Time since」は概算値を返します。
特徴:
- 年単位の表示では端数が四捨五入される
- 誕生日直後は+1歳になる可能性
- 月日までの厳密な計算ではない
対策:
- 年代別(10歳刻み)のセグメントなら実用上問題なし
- 厳密な年齢が必要な場合は、別の方法(API等)を検討
プロパティの更新タイミング
計算プロパティは、システムが定期的に再計算します。
注意点:
- リアルタイムではない(数時間〜1日程度のラグ)
- レポートの実行時に最新化される
制限事項
HubSpotの計算プロパティには以下の制限があります。
代替手段
ワークフローでの更新
計算プロパティの代わりに、ワークフローで年齢を更新する方法もあります。
方法:
- 数値型の「年齢」プロパティを作成
- 毎日実行のワークフローで年齢を計算・更新
- 誕生日が更新されたら再計算
メリット:
- Starterプランでも利用可能
- フィルターで自由に使用可能
デメリット:
- 設定が複雑
- ワークフローの実行上限を消費
Datasets での DATEDIFF 関数
Operations Hub Professional 以上では、Datasets 機能で DATEDIFF 関数を使用できます。
例:
DATEDIFF("YEAR", [誕生日], NOW())
この方法はレポート作成時により柔軟な計算が可能です。
まとめ
HubSpotでの年齢管理のポイントをまとめます。
- 計算プロパティを活用: Time since で誕生日から年齢を自動算出
- 年代プロパティを作成: ワークフローで年代を自動分類
- レポートで可視化: 年代別分布を把握
- セグメントに活用: 年代別のマーケティング施策
年齢データを活用して、顧客理解を深め、効果的なマーケティングを実現しましょう。